おりょー♪へ

君を忘れないために。

23

おりょー♪

やっぱりまた23だった。

leah-ryhthm.hatenablog.com

 

先月の6月23日。

娘の20歳の誕生日。

そして、父の命日となりました。

今年初めに白血病と診断されて、積極的治療はしないと決めてから、緩やかに弱っていったけど、最期まで父らしく「生きた」と思う。

弟と、なんかあっぱれって感じよね、と笑ったよ。

 

23日の昼間に、娘と息子と緩和病棟の父に会いに行きました。

朦朧として苦しい息の中でも、孫たちの顔を認めると少し笑ってみせてくれて。

孫娘が二十歳になるのを見届けることができて、人生の最後の日に可愛い孫二人の顔を見られて幸せだったろうと思う。

 

「これから誕生日ディナーで美味しいもの食べるよ」と言ったから、きっと「ディナーが終わるまでは水を差してはいけない」と頑張ってくれたみたい。

11時過ぎに病院から電話があって駆け付けたけど、息を引き取る瞬間には間に合わなかった。

ひとりで逝かせてしまってごめんね、と思いつつ、でもきっとこれも父が望んだ逝き方だったのかな、と思ってね。

 

また一人、大切な人が旅立って、だんだんそちらの世界に知り合いが増えていくな。

おりょー♪も、父も、ちゃんと旅支度を整えて旅立ったのを見て、私もそうありたいなと思った。最後まで、私らしく生きようって。

全力で遊び尽くして、最期に笑顔で手を振って旅立てるように、ね。

 

父の顔知らないと思うけど、もしそっちでそれらしき新参者を見かけたら声かけてやってね。すっごく喜ぶと思うから。よろしく。

 

たまとも